in the past
ねえ
明日が怖くてさ
暗闇に独り
沈むの
もう
未来は来ないのさ
追憶に浸り
泳ぐの
ねえ
忘れた振りしてさ
憎しみを殺し
笑うの
もう
忘れられないのさ
朝焼けを睨み
僻むの
流れ続ける
蝉時雨は遠く
白い風が吹き始める
夏が眠りに就き
寒空が夜を包み始める
季節が廻り
再び訪れた夏に
彼等の姿は見当たらず
至る所に面影だけが残る
瞬く間に
無情に
月日は流れ続ける
季節は変わり続ける
終わり続ける
昨日が終わる
季節が終わる
永遠は何処にも無い
すべてが思い出になっていく
抗う事など出来ず
感傷に浸る
作り笑い
媚び諂い偽りの笑顔を振りまくクソみたいな人間にはなりたくない、しょうもないプライド(ただの意地)は死んでも捨てない、本当にくだらない心の底から軽蔑している
価値
自慰行為を繰り返すような毎日に意味はあるのか?価値はあるのか?いつか報われるのか?報われたくて社会から外れた日々を送っているのか?裕福になりたくて苦悩し葛藤しながら詩を綴るのか?お前の夢は目標はなりたい者は理想像は?本当の理由は何だった?嫌いな人間を見返したかった?ただ逃げ続けて辿り着いた?全て正しくて全て間違ってる誰も人間の本心など解りようがない恋人でも親友でも血縁者でも自分自身の心さえも
くだらない
酷い頭痛だけが友だち
誰も居ない部屋
ひとり吐瀉物を流す
混濁する意識
心地悪さに包まれる
嫌いなものだらけ
投げ出したいのに
今日も変わらず生きてる
狂う
叫び出しそうに
五月蝿い
脳裏を巡る
枯れた涙
昨日が色褪せた
理不尽に覆われた日々